旅の記録②「信州入笠山と温泉の旅 後編」

旅の記録①「信州入笠山と温泉の旅 前編」の続き

地図

へたっぴな地図

大阿原湿原でお弁当タイムをとった我々は、体力も回復し、湿原を意気揚々と歩いてゆく。木でできた足場で歩きやすい。黒やこげ茶といった地味な色合いの蝶がとてもたくさんいて、近づくと一斉に舞うものだから、闇の魔導士が消え去る時みたいでかっこよかった。もちろん鱗粉は吸わないように息を止めた。

大阿原湿原を一周し入笠湿地まで歩く。行きとは違い帰りは舗装された普通の道路だ。刺激はない、飽きてきた。誰もいないので、ジュリーの「勝手にしやがれ」やCOMPLEXの「恋をとめないで」などを合唱した。かなり盛り上がる。浜省の「MIDNIGHT-FLIGHT~ひとりぼっちのクリスマス・イブ」は泣けた。
そんなことをしていると入笠湿地についた、そっからゴンドラに向かい、またサウナの如きゴンドラに乗り富士見パノラマリゾートに降りてきたのであった。

その後は駅まで一時間ほど平地を歩き、駅から電車で石和温泉まで向かう。ヒロは途中のコンビ二で買ったガリガリ君ソーダが齢45にして人生で初めて当たり喜んでいたが、大人なので「交換に行くの照れるどうしよう」と言いながらこっちをチラチラ見ていたが、私は目を合わせなかった。

宿に着き温泉と食事を堪能し就寝。帰りは石和温泉から高速バス。しかし予約した席にはすでに乗客が、もう前日のデジャブかよ。

無事おうちに着きました。