はじめて自分の金でリカちゃん買ったんです・・・。
子供の頃大好きだったリカちゃん人形。妹と一緒に、髪を結ったりお洋服を着せたりそれはもう楽しかった。
あれから二十数年、何を思ったか三十半ばで再度またリカちゃんを手に取ったのだ。ナゼだろう、いきなり妹と遊んだ時のことを思い出し、それからはもうリカちゃんが欲しくてたまらなくなってしまったのだ。そして、すぐにリカちゃんが売ってそうな所に向かった。買うわけじゃない見るだけでいいやと思った。でもだ、見つけてしまったのだ、一体だけ売れ残ってしまっているこの子を・・・箱の印刷は薄れ少し折れてしまっているところもある。値段もそうだ、明らかに在庫整理価格。・・・・買おう・・・・。きっと出会う運命だったんだ。
そうして、購入したのがこちらのリカちゃん!
かわいい!なんてかわいいお姫様なんだ。この子は、私がいつからか忘れていた「かわいいを愛でる心」を思い出させてくれた。ありがとうりかちゃん!
・・・でもだ、そんなキラキラの日々はそう続かなかったのである。
うそ?なにこれ?
黄色いよねえ?黄色くなってるよねえ?なんでなんでなんで???
ショックすぎて落ち込んだ。カスタマーセンターにも連絡してみた。どうやら色移りという現象らしく、何かの素材がリカちゃんに触れたはずみで化学反応がおきてしまいこういう現象が起こるらしい。しかも治す方法はないらしい。えー!?
カスタマーセンターの方いわく黒や青や赤などの場合もあるし、他のおもちゃとおもちゃ箱に入れといただけで色移りする場合もあるらしい。そんなにデリケートだったんだリカちゃんて・・・
はっきり言って原因がわからない以上どうすることもできないが、少しでも元に戻るならと、必死で方法をネットで探した。その結果がこちら。
ボンドパックというものらしい。ボンドを付けて乾燥させて剥がすというもの。リカちゃん大丈夫か?なんか大事故起こしてギブス付けてるみたいになってるけど・・・。まあ、これで少しでも黄色が薄くなったらいいな。・・・悪化してたらどうしよう・・・
・・・・でも、今後永遠に色移りの恐怖におびえながら付き合っていかないとならないなんて、リカちゃんてかなり酷な人生なんじゃ。どうか科学が進歩し、リカちゃんが色移りの恐怖から解放され、みんなと安心して遊べる世界になってほしい。
次回もお楽しみに!